スポールブールは、ヨーロッパ、特にフランスやイタリアで盛んな球技である。ブール・リヨネーズとも呼ばれる。「スポール」とはスポーツの意味、「ブール」はボールの意味で、いずれもフランス語。
ソフトテニスは、二人または二組(四人)のプレイヤーがゴム製のボールをネット越しにラケットで打ち合う球技で、軟式庭球、軟式テニスとも呼ばれる。正式名称は、1992年の全面的なルール改定の際にソフトテニスとなった。
ピックルボールは、コートにおいて、プラスチック製で中空のボールに多数の穴があいたものを、木製などの固いラケットで打ち合う競技あるいはスポーツ。卓球・テニス・バドミントンを元に考えられた競技で、ルールや戦略などはテニスに準ずる。ボールの多数の穴によって空気抵抗が増し、ボールの速度が比較的低いので、年配者や子供でもプレーでき、幅広い世代の人々が楽しめるのが特徴。
ペタンクとは、フランス発祥の球技である。名称は南フランス・プロヴァンスの方言「ピエ・タンケ(両足を揃えて)」に由来する。スポールブールやプロヴァンサルゲームをベースに1907年に考案されたとされている。
ローンボウルズは、ボウルと呼ばれる偏心球を、目標球のどれだけそばに近づけられるかを競う球技である。
イギリス発祥のスポーツで、ボウリングの前身でもあり、オーストラリアやカナダ、ニュージーランドといったコモンウェルス諸国で人気がある。ボウルズ、ローンボウルス、ローンボウリングとも呼ばれる。